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FX初心者が通貨ペアを選ぶ基準と主要国通貨の特徴

こんにちは。ysfx(@ysfx10)です。

私はFX歴二ヶ月程度の超初心者です。裁量トレードで日々取引をしていますが、もちろんまだまだチャートの行く向きを予想する事は出来ません。(当たり前ですが)

また取引した事がある通貨ペアも多くはありませんが、メインに取引している「米ドル/円」以外にも、デモトレード含めいくつか取引した結果、感じた事がありました。

という訳で、本日の記事では『各国の通貨』、『FXで取引できる通貨ペア』、『初心者にオススメの通貨ペアは何なのか』、考えていきたいと思います。

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FXの投資可能通貨

FXでは米ドルと日本円、ユーロとドル円など、異なった2つの通貨をペアにして取引を行います。一方の通貨を買う代わりに、もう一方の通貨を売ってその差益(差損)を得ることで収益を出します。この2つの通貨のことを「通貨ペア」と呼んでいます。

FXで対象としているのはアメリカの米ドル、ヨーロッパのユーロ、イギリスのポンド、日本の円など主要国通貨と、トルコのトルコリラ南アフリカのランドといった新興国通貨まで、FX会社によりますが約20~30の通貨が取引できます。

主要国通貨の特徴

FXをはじめる際に数多くの通貨ペアから取引対象を選定する必要がありますが、初心者は何を基準に選べば良いか分かりませんよね。3文字の国コードを見ても、それがどこの通貨なのか分からない事も多いですし。

いきなり知らない通貨に手を出す事はギャンブルと変わりませんし、やはり初心者は経済ニュース等でも状況を知れる主要国通貨を取引対象とするのがベターだと思います。

なので全ての通貨の特徴をいきなり覚えるのではなく、なじみのある主要国通貨に絞って特徴を覚えるのが初心者の第一歩になると考えます。

まずは初心者が抑えるべき代表的な通貨である、「米ドル」「ユーロ」「英ポンド」「豪ドル」、そして「豪ドル」と連動する傾向にある「NZ(ニュージーランドドル)」の5つを取り上げていきます。

【代表的な主要国通貨の特徴】

通貨

特徴

米ドル

流通量が世界一という点や世界の基軸通貨であることから、急な暴騰・暴落が他の通貨に比べると少なく、安定している通貨です。 値動きの安定感から初心者向けの投資対象といえるでしょう。

ユーロ

EU各国で使われているユーロですが、その価値はEU全体のGDPのうち8割を占めているドイツ・フランス・スペイン・イタリアの4国で決まっているといっても過言ではありません。また加盟国での経済状況がほかの加盟国に影響する為、通貨の価格が上下しやすいという特徴があります。

英ポンド

イギリス(英国)の通貨です。EUから離脱が発表されて、経済ニュース等でも多く報道されている事もあり、注目を集めている通貨のひとつです。短期で通貨価格が上下する為、初心者には難しい通貨ですが、大きく利益を得られる為、人気通貨といえるでしょう。

豪ドル

鉱物資源や農産物が国の経済を支えており、その資源価格によって通貨の価値が左右される傾向が強い資源国通貨である事が特徴です。またオーストラリアにおける輸出全体の30%以上を中国が占めている事から、中国経済に大きな影響を受けます。

NZ(ニュージーランド)ドル

豪ドルと同じ、資源国通貨です。豪ドルの動きに影響される通貨という特徴があり、豪ドルが影響を受ける中国経済にも影響を受けます。ニュージーランドは経済指標発表時刻が相場参加者の少ない時間帯になる事から、値動きには注意が必要です。

 初心者にオススメの通貨ペア

取引の頻度や資金によってオススメの通貨ペアは変わってきますが、一旦私のような初心者でも大きなリスクを背負う事なく取引ができそうな通貨ペアを2つ挙げます。

1.USD/JPY (米ドル/円)

自国通貨である「円」と世界の基軸通貨の「米ドル」はFX初心者にとってオススメの通貨ペアです。(私もドル円メインです)

オススメする理由は下記の通りです。

  • 取引量が多いので安定している
  • スプレッドが狭い

「米ドル/円」の取引量は国内No.1であることから、比較的値動きが小さいのでFX初心者の方でも安定して取引する事ができます。

1通貨あたりのスプレッドも、0.3銭~1銭と、他の通貨ペアと比べると狭い為、取引コストの面でもオススメできます。

2.EUR/USD (ユーロ/米ドル)

世界で最も取引量が多い「ユーロ」と「米ドル」の組み合わせは、高い安定性が特徴の通貨ペアといえるでしょう。

「ユーロ/米ドル」の通貨ペアが初心者にオススメである理由は下記の通りです。

  • 大きなレートの変動が起こりにくく、相場の流れが読みやすい
  • スプレッドが狭い

「ユーロ/米ドル」の通貨ペアは世界で最も取引量が多い事からわかる通り、大きいレートの変動が起こりにくい事が特徴として挙げられます。その為、相場の流れが読みやすく初心者でもトレンドを見極める事ができる為、トレードしやすい通貨ペアといえるでしょう。

また1通貨単位のスプレッドは、業界最狭水準のFX業者で0.5銭程度と、取引コストを抑える事もできます。

安定性とスプレッドの狭さがオススメの理由といえます。

3.AUD/JPY(豪ドル/円)

「豪ドル/円」の取引量は、国内だと「米ドル/円」に次ぐ取引量を誇ります。取引量が多いという事は高い安定性を意味しますので、初心者にオススメといえるでしょう。

「豪ドル/円」の通貨ペアが初心者にオススメである理由は下記の通りです。

  • 取引量が多いので安定している
  • 情報が入手しやすい
  • スワップポイントが手に入る

この中で「豪ドル/円」をオススメする大きな理由はスワップポイントが手に入る点でしょう。

スワップポイントとは?

FXでは、為替差益以外の利益を出す方法があります。それは、スワップポイント(金利差調整分)と呼ばれる2国間の金利差から得られる利益のことです。つまり、日本のような低金利通貨を売って、豪ドル(オーストラリアドル)のような高金利通貨を買うと、その金利の差額を毎日受け取ることができるのです。

出典:外為どっとコム-スワップポイントとは

私が利用しているSBIFXトレードでは「豪ドル/円」のスワップポイントが1日平均で約35円ほどありました。

この金額を保有しているだけで受け取れるのは嬉しいですよね。(個人的には為替変動による値動きはスワップを超えるので、あまり重要視していませんが)

まとめ

初心者はいざ取引を始めようと思っても、どの通貨で取引すれば良いか分かりませんよね。当初の私もそうでした。

実際に取引するのが怖く、様々な通貨の特徴と通貨ペアの特徴を調べ、デモトレードで試しにトレードしてみたりしたのですが、通貨毎に特徴は異なります。それぞれ一長一短あるので、その人のトレードスタイルや取引可能時間、資金によって最適な通貨ペアは人それぞれだと思います。

自分のトレードスタイルと資金状況を決め、自分に合った通貨ペアを探していくこともFXの醍醐味ですので、この記事がこれからFXに取り組む人の参考に少しでもなれば幸いです。

 

私がこの2ヵ月で色々な通貨ペアを試しに取引してみて、情報整理の意味合いも含めてブログにさせてもらいました。

色々と調べたり試しにトレードしたりと試行錯誤を繰り返していましたが、ブログでアウトプットする事で、これからどうやっていこうかを改めて整理する事にも繋がったので、引き続き頑張っていきます。