FX初心者が通貨ペアを選ぶ基準と主要国通貨の特徴
こんにちは。ysfx(@ysfx10)です。
私はFX歴二ヶ月程度の超初心者です。裁量トレードで日々取引をしていますが、もちろんまだまだチャートの行く向きを予想する事は出来ません。(当たり前ですが)
また取引した事がある通貨ペアも多くはありませんが、メインに取引している「米ドル/円」以外にも、デモトレード含めいくつか取引した結果、感じた事がありました。
という訳で、本日の記事では『各国の通貨』、『FXで取引できる通貨ペア』、『初心者にオススメの通貨ペアは何なのか』、考えていきたいと思います。
FXの投資可能通貨
FXでは米ドルと日本円、ユーロとドル円など、異なった2つの通貨をペアにして取引を行います。一方の通貨を買う代わりに、もう一方の通貨を売ってその差益(差損)を得ることで収益を出します。この2つの通貨のことを「通貨ペア」と呼んでいます。
FXで対象としているのはアメリカの米ドル、ヨーロッパのユーロ、イギリスのポンド、日本の円など主要国通貨と、トルコのトルコリラや南アフリカのランドといった新興国通貨まで、FX会社によりますが約20~30の通貨が取引できます。
主要国通貨の特徴
FXをはじめる際に数多くの通貨ペアから取引対象を選定する必要がありますが、初心者は何を基準に選べば良いか分かりませんよね。3文字の国コードを見ても、それがどこの通貨なのか分からない事も多いですし。
いきなり知らない通貨に手を出す事はギャンブルと変わりませんし、やはり初心者は経済ニュース等でも状況を知れる主要国通貨を取引対象とするのがベターだと思います。
なので全ての通貨の特徴をいきなり覚えるのではなく、なじみのある主要国通貨に絞って特徴を覚えるのが初心者の第一歩になると考えます。
まずは初心者が抑えるべき代表的な通貨である、「米ドル」「ユーロ」「英ポンド」「豪ドル」、そして「豪ドル」と連動する傾向にある「NZ(ニュージーランドドル)」の5つを取り上げていきます。
【代表的な主要国通貨の特徴】
通貨 |
特徴 |
米ドル |
流通量が世界一という点や世界の基軸通貨であることから、急な暴騰・暴落が他の通貨に比べると少なく、安定している通貨です。 値動きの安定感から初心者向けの投資対象といえるでしょう。 |
ユーロ |
EU各国で使われているユーロですが、その価値はEU全体のGDPのうち8割を占めているドイツ・フランス・スペイン・イタリアの4国で決まっているといっても過言ではありません。また加盟国での経済状況がほかの加盟国に影響する為、通貨の価格が上下しやすいという特徴があります。 |
英ポンド |
イギリス(英国)の通貨です。EUから離脱が発表されて、経済ニュース等でも多く報道されている事もあり、注目を集めている通貨のひとつです。短期で通貨価格が上下する為、初心者には難しい通貨ですが、大きく利益を得られる為、人気通貨といえるでしょう。 |
豪ドル |
鉱物資源や農産物が国の経済を支えており、その資源価格によって通貨の価値が左右される傾向が強い資源国通貨である事が特徴です。またオーストラリアにおける輸出全体の30%以上を中国が占めている事から、中国経済に大きな影響を受けます。 |
NZ(ニュージーランド)ドル |
豪ドルと同じ、資源国通貨です。豪ドルの動きに影響される通貨という特徴があり、豪ドルが影響を受ける中国経済にも影響を受けます。ニュージーランドは経済指標発表時刻が相場参加者の少ない時間帯になる事から、値動きには注意が必要です。 |
初心者にオススメの通貨ペア
取引の頻度や資金によってオススメの通貨ペアは変わってきますが、一旦私のような初心者でも大きなリスクを背負う事なく取引ができそうな通貨ペアを2つ挙げます。
1.USD/JPY (米ドル/円)
自国通貨である「円」と世界の基軸通貨の「米ドル」はFX初心者にとってオススメの通貨ペアです。(私もドル円メインです)
オススメする理由は下記の通りです。
- 取引量が多いので安定している
- スプレッドが狭い
「米ドル/円」の取引量は国内No.1であることから、比較的値動きが小さいのでFX初心者の方でも安定して取引する事ができます。
1通貨あたりのスプレッドも、0.3銭~1銭と、他の通貨ペアと比べると狭い為、取引コストの面でもオススメできます。
2.EUR/USD (ユーロ/米ドル)
世界で最も取引量が多い「ユーロ」と「米ドル」の組み合わせは、高い安定性が特徴の通貨ペアといえるでしょう。
「ユーロ/米ドル」の通貨ペアが初心者にオススメである理由は下記の通りです。
- 大きなレートの変動が起こりにくく、相場の流れが読みやすい
- スプレッドが狭い
「ユーロ/米ドル」の通貨ペアは世界で最も取引量が多い事からわかる通り、大きいレートの変動が起こりにくい事が特徴として挙げられます。その為、相場の流れが読みやすく初心者でもトレンドを見極める事ができる為、トレードしやすい通貨ペアといえるでしょう。
また1通貨単位のスプレッドは、業界最狭水準のFX業者で0.5銭程度と、取引コストを抑える事もできます。
安定性とスプレッドの狭さがオススメの理由といえます。
3.AUD/JPY(豪ドル/円)
「豪ドル/円」の取引量は、国内だと「米ドル/円」に次ぐ取引量を誇ります。取引量が多いという事は高い安定性を意味しますので、初心者にオススメといえるでしょう。
「豪ドル/円」の通貨ペアが初心者にオススメである理由は下記の通りです。
- 取引量が多いので安定している
- 情報が入手しやすい
- スワップポイントが手に入る
この中で「豪ドル/円」をオススメする大きな理由はスワップポイントが手に入る点でしょう。
スワップポイントとは?
FXでは、為替差益以外の利益を出す方法があります。それは、スワップポイント(金利差調整分)と呼ばれる2国間の金利差から得られる利益のことです。つまり、日本のような低金利通貨を売って、豪ドル(オーストラリアドル)のような高金利通貨を買うと、その金利の差額を毎日受け取ることができるのです。
私が利用しているSBIFXトレードでは「豪ドル/円」のスワップポイントが1日平均で約35円ほどありました。
この金額を保有しているだけで受け取れるのは嬉しいですよね。(個人的には為替変動による値動きはスワップを超えるので、あまり重要視していませんが)
まとめ
初心者はいざ取引を始めようと思っても、どの通貨で取引すれば良いか分かりませんよね。当初の私もそうでした。
実際に取引するのが怖く、様々な通貨の特徴と通貨ペアの特徴を調べ、デモトレードで試しにトレードしてみたりしたのですが、通貨毎に特徴は異なります。それぞれ一長一短あるので、その人のトレードスタイルや取引可能時間、資金によって最適な通貨ペアは人それぞれだと思います。
自分のトレードスタイルと資金状況を決め、自分に合った通貨ペアを探していくこともFXの醍醐味ですので、この記事がこれからFXに取り組む人の参考に少しでもなれば幸いです。
私がこの2ヵ月で色々な通貨ペアを試しに取引してみて、情報整理の意味合いも含めてブログにさせてもらいました。
色々と調べたり試しにトレードしたりと試行錯誤を繰り返していましたが、ブログでアウトプットする事で、これからどうやっていこうかを改めて整理する事にも繋がったので、引き続き頑張っていきます。
ブログ開設から2ヶ月経って感じた心境の変化
ブログを開設して、およそ2ヶ月が経ちました。PVは相変わらず一日一桁ですが、飽きっぽい私がなんとか記事更新を続けられているのは、個人的に大きな成果だと感じています。
この記事を書いているのは12/23(日)でFXもできないので、今日は『ブログ』について書いていきたいと思います。たまには違う事を書いてブレイクするのもブログを続けるコツなんじゃないかと思っていますので。
ブログを続ける事で感じる心境の変化
FXをやると決意し、どうせなら記録に残せるようにブログを始めようかな、と思った時は「PV(Page View)」という単語すら知らなかった私ですが、今ではPVを見るのが日課となりつつあります。
とはいえ、PVを追求することがこのブログの目的ではありませんでした。
開設コンセプトは、私自身のFXに関する結果や情報、そしてこのブログの内容を読んでそれが役立った、と思ってくれる人が少しでもいるといいな、と思ったからです。
ただ最近は「少しでも」と思っていた気持ちが、アクセス数が増えてくるにつれて大きくなってきて、アクセス数に対して欲が出てきたと感じています。
PVがとにかく気になるし、アクセス数が伸びないと悔しいなーという気持ちになります。そしてネタを考えると時も、このネタはアクセス数が増える?増えない?という観点を意識する事が多く、世間でいうバズるという感覚をいつの日か経験したいなーなんて考えています。
書きたいことを書く事で、アクセス数より見てくれる人に何か役に立ったり、自分の記録としてブログを更新するという使命感と、アクセスを増やしたいという欲求が混ざって、心の中で葛藤しているのが現状です。笑
とはいえ文章を書く能力も低いので、書きたいことだけ書いていたら誰も読んでくれないと思います。そこは初心者目線で有益な情報を入れていくことでなんとかカバーしていきたいと思います。
マズローの5段階欲求説
という訳で自分の心境をマズローの5段階欲求説で考えてみたいと思います。
大学時代は経済学部でしたが、心理学に興味がありよく履修していない心理学部の講義にも出席していた事を思い出しました。笑
≪マズローの5段階欲求説≫
ブログを始めた当初のコンセプトとしては「自己実現欲求」が強かったと言えるでしょうか。
ブログを通して自分自身の記録とともに、誰かの役に立ちたいと思うのは「自己実現欲求」です。
ではアクセス数(PV)が欲しくなっている現状はどうでしょう。
これは「尊敬欲求」だと言えます。『PVが多い=多くの人がブログを見てくれる』という事で、尊敬(承認)欲求が出てきているのです。
このブログの目標
で、結局何が言いたいの?と思いになられた方もいらっしゃるかと思います。
私が言いたかった事は、ブログのアクセス数ってどうやったら増えるの?という事だけです。(冗談です。知りたいけど。。。)
- 見てくれる人の役に立つ
- FXに関する自分の記録
ブログ開設のコンセプトである上記2点を今一度意識し、もっと皆様の役に立つ記事を書いていけるよう、FXと並行して努力していきたいという決意を記録したかったのです。
新しい事を始めるという事は、非常にパワーを使うし、結果が見えないと心が折れそうになるものです。
まだまだ結果が出ないFX、まだまだアクセス数が増えないブログ、心は折れそうになりますがどちらも真剣に取り組みたいと思います。
はてなブログPRO
はてなブログPROってどうなんでしょうかね?カスタマイズの幅が増えたり、広告を非表示にできるのはメリットだと思いますが、収益化が主たる目的でないとあまり効果はないんでしょうか。でも結構PRO使用している人多いですよね。
ブログからも収益が発生すればうれしいですが、私ごときにそんな事が出来るとは思えないですし。。。
今後も自分のペースでブログを続けていける自信は出てきたので、色々調べて勉強して、ブログの方向性も考えていきたいと思います。
【基本】FXにおいて、日本円に影響を与える経済指標③
こんにちは。ysfx(@ysfx10)です。
今日は先日に引き続き、「日本円に影響を与える経済指標はこれ」のPart3を書いていきたいと思います。
Part1とPart2は記事末尾に添付しましたので、こちらもぜひご参照ください。
日本円に影響を与える経済指標はこれ
①日銀金融政策決定会合
③日銀短観
④景気動向指数
⑤CPI(消費者物価指数)
⑥企業物価指数
今回は⑤と⑥、「CPI(消費者物価指数)」と「企業物価指数」についてです。
CPI(消費者物価指数)とは
「消費者物価指数(CPI:Consumer Price Index)」は、消費者の手にわたるときのモノやサービスの値段の総合的な水準を示す指数のこと。総務省が毎月発表しています。調査対象となるモノやサービスは、消費者の家計支出の中で重要度が高いものから選ばれ、5年ごとに見直されます。その調査結果は、経済施策や年金の改定などに利用されているのです。
経済が活発に動くと、たくさんの人がモノを買ったり、サービスを利用するようになります。需要があるので、供給するお店側は少し値段を高めに設定しても消費者が買うということです。これにより、物価は少しずつ上がっていきます。一方、少し前までは、デフレといって物価が下がり続けていました。この時期は、物価の下落にあわせて、消費者物価指数も下落傾向が続いていました。
指数などの推移をグラフにすると、毎日の体温を記録した折れ線グラフのようになります。体温計を見て「今日は低めだな」「今日は微熱だから明日から熱が上がりそうかな」などと判断することにも似ているため、消費者物価指数は、“経済の体温計”とも呼ばれています。
ちょっと馴染みのない言葉でしたので、外部サイトから引用させて頂きました。
CPIは対象となる商品の価格(物価)が何%上昇or下降したかを表す指標という事ですね。
その状況から、インフレ傾向またはデフレ傾向にあるのかどうかを判断する材料となります。
インフレとは
「インフレーション」の略称で、物価が上昇(お金の価値が下降している)状態です。
同じ量で1本100円のジュースが、1本150円に値上がりしてしまった状態。
物価(ジュースの価値)が上がった反面、お金の価値が下がったことになりますね。
デフレとは
「デフレーション」の略称で、物価が下降(お金の価値が上昇しているいる)状態です。
同じ量で1本100円のジュースが、1本80円に値下がりした状態。
物価(ジュースの価値)が下がり、お金の価値が上がった(ジュースを買うのに100円⇒80円で済む)ことになります。
インフレとデフレは為替に大きく関係する
例えば、アメリカと日本(ドルと円)で全く同じ缶ジュースを購入するとした場合、
- 1ドル=100円の場合
日本では100円で1本の缶ジュースを買うことができ、アメリカでは1ドルで1本の缶ジュースを買うことができます。
- 日本の物価が上昇した結果、日本の缶ジュースは120円になった
日本では今まで100円で購入できていた缶ジュースを、120円出さないと買うことはできません。ただアメリカでは変わらず1ドルで1本の缶ジュースを買うことができます。
日本の物価が上昇したので、1ドル=120円、1ドルが120円の価値を持つことになります。
これは、円の価値が低くなった(100円で買えたものが120円ないと買えなくなった)ということで、為替は「円安(ドル高)」になったという事です。
つまり、国内の物価が上昇したら「円安」逆に国内の物価が下降したら「円高」になるイメージですね。
こうやって物価と為替の関係を考えると、「物価の上昇と円安」「物価の下落と円高」は、ほぼ同義であるという事が分かります。
物価が上下する事は、円安または円高を通じて、輸出入の増加・減少にも影響を与えまるので、国の経済状況にも大きく関連性がありますよね。
CPI(消費者物価指数)のまとめ
CPIではその国の物価指数が分かるので、インフレ傾向にあるのかデフレ傾向にあるのかを判断する事ができます。
インフレ・デフレは為替の動きにも影響を与える事から、FXをやる上では留意しておくべき経済指標であると言えるでしょう。
CPIは日本だけでなく各国で発表される経済指標である為、各国の経済状況を知る事で世界の経済状況を知る事にも繋がる為、私もしっかり抑えるようにしたいと思います。
企業物価指数とは
日本銀行が発表する国内企業物価指数とは、企業間で売買する物品の価格水準を数値化したものです。物価動向が分かることにより、景況感やインフレ率、消費動向を予測する材料となります。一般的に、消費者物価指数より卸売である企業物価指数の方が景気を反映させることが早いと言われています。数値が上昇することで、景気向上と判断され、円が買われやすくなります。
こちらもなんとなくの意味合いは分かりますが、正しくお伝えするために外部サイトを引用させて頂きました。
こちらはCPIの企業版といったイメージでしょうか。
企業物価指数と消費者物価指数の違いは
消費者物価指数が、一般消費者が購入する商品などの価格を測定するのに対して、企業物価指数は、企業間で取引される商品の価格を測定する指標となります。
2000年までは卸売物価指数と呼ばれていました。企業物価指数の変化が、やがて消費者物価指数に波及する流れとなるようです。
消費者が購入する商品は元を辿れば問屋が仕入れてきたものになるので、企業物価指数の変化は遅れて消費者物価指数に派生するのは自然な流れですね。
輸出物価指数
日本から海外へ輸出される品の価格指数
輸入物価指数
日本から海外へ輸入される品の価格指数
企業物価指数の発表タイミング
毎月
企業物価指数のまとめ
企業物価指数は消費者物価指数と同様に、企業間のインフレ・デフレ傾向が分かる指標です。消費者物価指数に先行して動く指標である為、いち早く国の経済状況を知れる指標である事が分かります。
物価と為替は密接に関係している為、これらの物価指数が計れる経済指標はしっかりとウォッチしていく必要がありますね。
「日本円に影響を与える経済指標はこれ」シリーズとして、今回は「CPI(消費者物価指数)」と「企業物価指数」を調べました。
物価は為替と連動する為、FXを行う人間としてしっかりとチェックして、効率的なFX投資が出来るようになりたいと思います。
↓前回記事(Part1とPart2)はこちら↓
【実践】損切りがどれだけ重要かという事
こんにちは。ysfx(@ysfx10)です。
最近は株についての記事が続いていましたが、当ブログの主たる目的はFXですので、私のFX状況を報告させて頂きます。
という訳で今日は「5千円から始める FX取引」のPart3になります。
タイトルは変更しましたが、前回までの記事は末尾に添付するので、ぜひご参照ください。
12/22時点の口座状況
12/22時点
資産評価額・・・6,910円
預託金残高・・・6,910円
前回報告させて頂いた12/11時点は以下の通りです。
12/11時点
資産評価額・・・5,262円
預託金残高・・・5,699円
資産評価額ベースだと、プラス1,648円です。
おースゲー、5千円から始めて3週間くらいでこれだけ増えれば10年後には億万長者間違いなし!
と思いきや、実は前回にブログで報告してから本日に至るまでに、2,000円を追加入金しています。
5,000円から始めるFX取引と銘打ってきた今回の企画ですが、開始3週間ばかりで入金額は7,000円となりました。
なぜ入金する事になったかというと、12/13に113.5575でドル円ロングを入れたのですが、相場は徐々に円高方向へ傾いていき、損切りのタイミングを完全に失っていった事が原因で、取引必要証拠金不足となったからです。
ロングを入れた時はドル円が114円に向かっていくと予測していたのですが、私が注文を入れた直後から緩やかに円高となり、反発時にプラスマイナス0円近くまで取り戻すのが精一杯でした。
赤字が大きくなっていく中、焦りはあったもののまだ戻す可能性はあると考えていましたが、注文後1週間が経った12/20に損切りする決意をしました。
結果的に112.5470で決済し、-1,111円 という結果になりました。
今回の損失は少額だったから良かったものの、資産の20%を一気に溶かす結果となったので大いに反省しました。
何がダメだったのか、改めて振り返りたいと思います。
反省点
大小多くの反省点がありますが、今回は大きく3点挙げました。
1.損切りのタイミングを完全に間違えた
それまでのトレードでは多かれ少なかれ利益が出ていた事と、1日で1円を超える値動きを経験した事がなかった為、まだ大丈夫と根拠のない思い込みが自分の中に強くありました。
結果として資産の20%が含み損として出ているのにも関わらず、引くに引けない心理状況となってしまいました。
前回の記事で損切りの重要性を自らに戒めたつもりでしたが、まだまだ気持ちが足りていないようです。
コツコツ出した利益を、1発の負けで全て吹き飛ばしていてはいつまで経っても負けない人にはなれません。負けた時こそ損切りを徹底し、損失幅を小さくする事の重要性を身をもって知る事が出来たと思います。
2.いつか戻ると戻って1週間も取引を放置した
大学時代に行動経済学として「保有効果」というものを学んだことがあります。
これは、「人は自分が保有したモノは突然価値が上がり、なかなか手放すことができない」というものです。マーケティングでは「使ってみて気に入らなかったら返品可」という返品保証の仕組みがありますが、これはまさに「保有効果」を利用したものです。
FXに置き換えると、一度もったポジションが評価損を出していてもいずれ価値を生み出すと思ってしまい、決済できないといった具合です。
人間が普通に抱く感情なので、これを克服するのは中々難しいのですが、エントリーの時に「ここまで評価損を出したら損切りする」と決め、それを徹底するしかありません。
この3週間FXをやってみて感じた事は、FXにおいてはチャンスはすぐに転がってくるという事です。1回負けても次のチャンスにつなぐ資産を残しておかないと完全に負けが決まってしまうので、損切りは次につなげる攻めの一手として考えたいと思います。
3.エントリータイミングが不適切
今回はほぼ天井に相当する額でロングの注文を入れてしまいました。チャートに水平線を引き、ブレイクしたかどうかを判断するだけでもこの注文が誤りである事は分かったはずでした。まだまだ勉強不足です。
ただこういった失敗も次に同じ事を繰り返さなければ良いだけで、確度の高いエントリーポイントを自分で探れるよう、これからも経験を積んでいきたいと思います。
まとめ
当たり前ですがFXで勝ち続ける事は不可能です。
なので負ける事は当たり前というマインドを強く持たないといけません。
ただこの負けが利益より大きくなってしまうと、資産を大きく減らすことになったり、証拠金不足を招く事になります。
そこを強く意識する事で、意図する方向と逆に相場が動いた場合でも、躊躇なく損切出来るのではないでしょうか。
また利食いのポイントも明確にし、損切のラインと同等の値幅かそれ以上で設定(利食い>損切り)する事で、損失が利益を超えないようコントロールしていく事も重要だと感じました。
まだまだFX初心者ですが、これから経験を積んでしっかり資産を増やしていけるよう邁進していきたいと思います。
では今日はこの辺で失礼します。
~過去記事はこちら~
【株式投資】ソフトバンクのIPO(新規上場)初値結果は・・・?
こんにちは。ysfx(@ysfx10)です。
最近ブログの更新が滞っていて申し訳ありません。
年末になり客先への挨拶回り⇒忘年会のループで中々ブログを書く時間が確保出来ていませんでした。
今週は月~金まで、来週も火~金までビッチリ忘年会の予定があり、体力的にはかなり厳しい状態になってきましたが、1年間お世話になった方たちとの飲み会を断る訳にはいかないので、後1週間頑張っていきたいと思います。
ついにソフトバンク上場
さて本日の話題は前回に引き続きソフトバンクの株式上場についてです。
(FXも鋭意継続中です。結果は散々なのでまた別記事でご報告致します(笑))
12月19日ついに私のIPO初参加となるソフトバンク社が株式上場を迎えました。
このブログにも書いた通り、今回のIPOに関してはテレビCMも頻繁に公開される等、お祭り騒ぎのように盛り上がっていたのですが、上場を前にしてソフトバンク社にとっては不利になるいくつかの事案が次々に発生しました。
①スマートフォンなどが広範囲でつながらなくなる通信障害が12月6日午後に発生
②ファーウェイの最高財務責任者が逮捕され、ファーウェイの端末を取り扱っているソフトバンクの不安材料となる
③PayPay不正利用
もう悪意ある第三者による陰謀なんじゃないかと勘繰ってしまうくらい、ソフトバンクにとっては悪材料が揃った感じです。
正直当選した時点で利益が出る気はしておらず、初めてのIPOで洗礼を受けた形でしたが、とりあえずソフトバンク並びに孫正義氏は個人的に好きなので、応援の意味合いもあり購入する事を決意しました。
そこらへんの経緯は前回記事をご参照下さい。
そんなこんなで購入意思表示を行い、公開価格1,500円で購入する運びとなりましたが、結果はどうなったでしょうか?(既に皆様結果はご存知だと思いますが)
ソフトバンクの初値結果と所感
ソフトバンク(9434)のIPOは、公募価格の1,500円を37円下回る(約2.5%安)1,463円の初値という結果になりました。
私は初値で売りに出す気はなかったので、気配は特に見ていなかったのですが、スマホでニュース速報が流れてきたので、結果はすぐに知る事となりました。
まー予想通りでしたし、初値で売らない身としては公開価格を上回らなくて良かったなというのが率直な感想でした。
その後は時間が出来た時にちょいちょい価格を気にはしていましたが、ジワジワと下落
ながら小さな反発を繰り返すといった具合で、最終的には1,282円の安値で初日の取引を終えました。
という訳で、初日は1単元約2.1万の含み損という結果になりました。
IPO初参加で洗礼を受けた形となりましたが、覚悟の上でしたので特に悔いはありません。
まとめ
複数回に渡ってブログ記事にさせてもらったソフトバンクの株式上場ですが、人生初のIPO参加は甘酸っぱい思い出となりました(笑
悪材料しか今の所ないソフトバンクですが、株はしばらく保有しようと思っているので、株主優待や配当にすこーしだけ期待しつつ、株価はウォッチしていきたいと思います。
また今回のIPO参加で一通りの流れは理解できましたので、今後は別の会社のIPOにも積極的に参加していこうと思います。
その時はこのブログを通して報告させて頂きますね。
ではこの辺で失礼します。
【株式投資】ソフトバンクのIPO(新規上場)抽選結果
こんにちはysfx(@ysfx10)です。
最近の通勤はもっぱらFXのチャート画面を眺めながら過ごしていますが、まだ為替の値動きが全然理解出来ていません。
勉強不足なので当然なのですが、日々勉強を続け早くFXで利益をあげられるように取り組んでいきたいと思います。
ここから本題です。
以前の記事で、初めての株式投資としてソフトバンクグループ(SBG)の通信子会社であるソフトバンク(SB)の新規上場に際してIPOの抽選に申し込んだ事をお伝えしました。
FXに夢中となっていた為すっかり忘れていたのですが、今回はその抽選結果と個人的な思いを書いていきたいと思います。
抽選結果
私がIPO参加に伴い需要申告(ブックビルディング)をしたのは以下の証券会社です。
結果も合わせて記載します。
マネックス証券で当選しました!
マネックス証券のIPOは割当株数から100パーセント完全平等抽選なので、当たるならここかなーと想定していましたが予想通りでした。
SMBC日興証券は店頭販売が90パーセントで残る10パーセントを抽選するシステムなので外れた事は予想の範疇でした。
という訳で一旦ソフトバンクの新規株を購入する権利は得た形になります。
ソフトバンク株をこのまま購入するか悩みました
初めてのIPO参加になる為当選は素直に嬉しいのですが、既に報道されている通り手放しで喜べない事情があります。
どちらも非常に世間を賑わせたニュースなのですが、ソフトバンクにとっては新規上場前に水を差す出来事である事は間違いありません。
因果な事にこの二つのニュースは同じ日に発生したので世間に与えるインパクトも大きいですね。
親会社のソフトバンクグループも株価下落
ソフトバンクグループの株価はこの事件を境に続落していました。
通信障害から週末を挟んだ月曜の10日は、8500円台も見える程に株価は下落しました。
IPO発表で機運を高めたソフトバンクGの株価でしたが通信障害とファーウェイ問題のダブルパンチにより押し戻してしまったのです。
ソフトバンクグループの株価は、会社のソフトバンクIPOに直結する事は言わずともがなですよね。
12/12(水)時点ではなんとか9000円台まで戻した形になりましたが、上場までは注視する必要がありそうです。
結論
ソフトバンクIPOは当初大きな盛り上がりを見せましたが、上述した通り懸念材料が盛りだくさんの状況となってきました。
私自身当選したものの、ネットを見るとキャンセルしている投資家も多く迷いが出た事は事実です。
でも最終的には購入する事に決めました。理由は前回記事でも書いた通り、ソフトバンクグループ会長である孫正義氏の個人的ファンだからです。ソフトバンクには今まで以上に世の中へインパクトを与えるような事業を展開して欲しいので、それを株主という立場で微力ながら応援したいと思ったからです。
初値は公開価格を下回るとも言われていますが、それを覚悟の上で購入します。
最後に今後のスケジュール
- 購入意思表示(辞退可)
2018年12月13日 15:30迄
- 上場日
2018年12月19日に上場。
私は購入意思表示は済ませており、注文しました。なので後は上場の時を待つのみです。
初めてのIPO参加なので今から楽しみに19日を待ちたいと思います。
では本日はこの辺で失礼します。
【実践】5千円から始める FX取引〜Part2
こんにちは。ysfx(@ysfx10)です。
ここ数日で気温がグッと下がりましたね。
今年は12月に入っても暖かい日があったので、コートは年明けでいいかと思っていましたが、あまりの寒さに慌ててコートを引っ張り出しました。
今日は「5千円から始める FX取引」のPart2になります。
前回はビギナーズラックの賜物で700円程のプラスを勝ち取りましたが、あれから資産がどうなったのか、どんなトレードをしたのかをご報告させて頂きます。
〜前回記事はこちら〜
まずは現在の口座詳細情報です。
12/11時点
資産評価額・・・5,262円
預託金残高・・・5,699円
12/7時点との比較
資産評価額・・・-593円
預託金残高・・・-97円
うーん、中途半端というか・・・まーそうですよね。これが順当な結果だと思います。
含み損を出しているポジションがあるので資産評価額は大きくマイナスを出していますが、どんなトレードをしたか言わずともがなですよね。
前回ビギナーズラックで資産を増やし、これを実力だと思わずに慎重にやると決意したのに、完全に自惚れトレードをした結果がこれです(笑
もう自分の意志の弱さ、決断力のなさを取引の度に感じて、情けないとしかいいようがありません。
振り返ってみると、一つ一つの取引では勝ちも多く、前回記事以降の勝敗でいうと、14勝11敗で勝ち越しています。
じゃあなぜ預託金残高は微減し、資産評価額は大きく減らしているのか。
私なりに考えた理由は以下の通りです。
買い注文入れたけど、やっぱ下がる気がしてすぐ決済、その後売り注文でエントリー
このルールなき取引により決済の手数が非常に多く、根拠も何もないので非常に効率が悪かったです。
損益PIPSは1とか2とか小さいものがほとんどですし、完全に方向性を見失っていたと反省しています。
上がったり下がったりを繰り返すレンジ相場の時に、小さい値幅だけを見て「上がるかも、いや下がるなこれ」といった具合で感情任せのトレードをしてしまったのです。
これにより勝ち金額は過少となり、スプレッド分を丸々損している時もありました。
当然こんな事を繰り返したって利益を取る事はできませんよね。
僕がやっている「ドル円」は直近の値動きが大きく、ジェットコースターのように上下する事が数回ありました。(他の通貨ペアをやった事ないのでこれが普通なのかもしれませんが)
もちろんその波に上手く乗れた時は大きな勝ちとなるのですが、反面乗り損ねた時は振り落とされるんじゃないかくらいの勢いで損失が拡大していきます。
取引画面を見るたびに評価損益が大きくへこんでいき、待てば戻ると言い聞かせながらポジションを持ち続ける。そしてもうこれ以上後がない状態まで来てようやく決済する(かなり投げやりな気持ちで)という流れでした。
そしてこういう根拠なき取引をした直後に動きが反転し、少し待ってれば良かったと後悔します。
この後悔が次の取引にも響き、同じ事を繰り返す悪循環に陥ったのです。
私は子供が悪い事をした時に、1回目は許しますが同じ事を繰り返すなと口酸っぱく言っています。
そんなこと言っておきながら自分は何回もこの悪循環を繰り返していました。
恥ずかしい限りです…
ではこの二点に対して今後どう対策していくかについて考えていきます。
1.については、トレードに対する根拠の希薄さが根本原因だと思っています
短い時間での上げ下げに左右され細かい決済していると、私のような少額取引では利幅も小さく、細かい勝ちと負けに一喜一憂するだけで生産性が皆無です。
- エントリー金額
- 損切り金額
- 利確金額
この3点をあらかじめ定義する事で、自分のルールに沿った取引を心掛ける必要があると感じています。
また五分足のチャートをメインに見ていたので、より上位足のチャートを使用し大局的に値動きの予想を立てたいと思います。
とはいえ素人の私には難しい話で、正直今のスキル・知識では予想が外れる可能性の方が圧倒的に多いです。ただそこはPDCAを繰り返し、分析しながらその確度を高めていくしかないと思いますので、引き続き勉強していきます。
2.についてはスキル・知識の問題というより、気持ちの問題だと考えています
人間誰しもが損はしたくないし利は大きく取りたいと考えるはずで、当たり前の感情であると認識しています。
大事なのは目先の損より、先の利ですので、損失が膨らむ前にしっかりと割り切って損切りできる強い心が必要です。
例え連敗する事になったとしても、一ヶ月・一年の中で勝ち越せば良いわけで、そこを見失うと私のような損切り下手なトレードになってしまいます。(少額取引なので少しの損も出したくないという気持ちが大きく働きました)
FXに関わりまだ1ヶ月そこらですので、負けて当たり前、損失は勉強代と考えてあまり気にしないようしようと思います。
とはいえやっぱ予想と反した方向に伸びていくと悔しいし、自分には才能のカケラもないと思っちゃう時もありますよね。
そうすると感情に大きく左右された取引をしてしまうので、当面は心を強く持って感情に左右されないよう注力していきます。
お寺で悟りを開く修行でも積みましょうかね。
という訳で2回目の報告では資産を減らす結果となりました。
今回の失敗をより深掘りして対策を講じ、同じミスを繰り返さないよう意識していきます!
子供に言って自分が出来てないのはマズイですしね(笑
では失礼します。