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投資経験なし、ごくごく普通のサラリーマンがFXに挑戦し、収入を得るまでの軌跡を綴るブログです。

【基本】FXにおける「Pips」について

こんにちは。ysfxです。

最近数名の方にこのブログの読者登録をして頂き、折れかかっていたブログ更新に一筋の光が射し込んできました!

このブログは私がインプットした事をメモとしてアウトプットする目的で始めたので、独り言ブログでも目的は達成できるのですが、やっぱり誰かが見てくれてると思うと、執筆にも気合いが入ります。

誰かが見てくれている事で、情報に対してより裏取りをして誤りがないように伝えたいですし、分かりやすい文章で書こうと意識も高まります。そうすると見やすいブログに育てたいなーという思いも強くなって、PRO化しようかなという悩みも出てきました。

数ヶ月前までブログ未経験者だし、文章も上手く書けないので無料版で開始しましたが、自分にプレッシャーをかける意味でもPRO化を前向きに検討していきたいと思います。

今日の記事は他のブロガーさんの記事を見ていた時に、出てきたワードの意味が分からず調べるという場面があったので、その事について書きたいと思います。 

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「Pips」という単位について

他のブロガーさんの記事を見ていたら飛び交っていたワードでした。

「今日はXXPips取りましたー」

「昨日はXXPips損しました」

などと書いてあり、「Pips?何それ?」状態になったのです。そういえば今までFXについて調べてる中で見た事あるなーというレベルで、実際に「Pips」が何者なのかは調べた事なかったので、調べてみました。

「Pips」とは

「Pips」とは、「Percentage in point」の短縮形(sは複数形)で、為替レートが動くときの最小単位の事を指します

読み方はピップス、あるいは、ピプスと呼ばれています

Pipsは円表記であれば少数第2位、その他の場合は少数第4位を指し、異なる通貨間の比較をする為に使用します。

正確にいうと、決済通貨の最小単位の1パーセントを1Pipsとなります。

 よく取引する通貨ペアを例に具体値を出すと以下の通りですね。

「米ドル/円」の場合

決済通貨は円ですので、最小単位1円の1パーセント、つまり0.01円が1pip(s)です。

「ユーロ/米ドル」の場合

決済通貨は米ドルなので、最小単位1セントの1パーセント、つまり0.01セント(=0.0001ドル)が1pip(s)です。

 

ちなみに決済通貨は、通貨ペアのうちスラッシュ(/)の右側にある通貨で、スラッシュ(/)の左側が基軸通貨です。基軸通貨を、決済通貨で売ったり買ったりすることを意味します。

「Pips」を使う理由

では金額で伝わるのになぜ「Pips」という単位を使うのでしょうか?

それにはいくつか理由がありました。

1.異なる通貨間で比較が可能になる

世界中には円、ドル、ユーロ、ポンドなど様々な通貨単位があります。世界中に存在する通貨の単位を「共通の単位で表現してわかりやすくする」というのが理由の一つです。

決済通貨が円だとすると、「ドル/円」でも「ユーロ/円」でも1pips上がったと表現すれば「1銭上がった」と理解することができますね。

2.取引実績が正しく評価できる

異なる二人の人が、どちらも1万円の利益を得たとしましょう。
この情報だけで判断すると、二人の取引内容は共に1万円の利益を得たという同等の内容に見えてしまいます。

例えば一方は10万円の元手、もう一方は100万円の元手で1万円の利益を得たとした場合、

  • 1,000通貨×10円(1000pips)=10,000円の利益
  • 10,000通貨×1円(100pips)=10,000円の利益

となります。(ちょっと極端ですが)

こうなると、同じ利益金額でも動いたPipsは10万円を元手にした方が大きいですよね。

Pipsは大きい程その取引がトレードのパフォーマンスが高いので、同じ利益でもPipsが大きい方が良いトレードだった事を示します。

3.取引金額を公表しなくて済む

Pipsを用いることで、実際にいくらの損益が発生したかはぼかす事ができます。取引通貨単位によっては同じPipsでも実際の金額は異なるからです。

その為ブログとかではPipsという単位を用いて、「今日は10Pips取ったー」とか「今日は100Pips負けたー」と表現するんですね。

元が1,000通貨なのか10,000通貨なのかは分からない為、動いた金額は判断できません。

まとめ

今回はよく聞くワードだけどいまいちなんの事か分からない「Pips」について調べてみました。

取引のパフォーマンスが正しく評価できる上、動いた実際の金額は公表しなくて良い。

考えた人は天才ですよね。自分のような凡才には絶対に考えつかない(そもそも考える所までいかない)仕組みなので、ただただ感心してしまいました!

私も今後トレードの報告をさせてもらう機会がきた際には「Pips」を用いようと思います。

また、基本的な事ばかりブログに書いて退屈な方がほとんどだと思いますが、私のような初心者の方に少しでも参考になればと思います。

では今日はこの辺で失礼します。